30代男性のダイエットが続かない本当の理由と、続く人の5つの習慣

「今度こそ」と決めたダイエットが、気づけば3日で終わっている。30代の男性で、そんな経験を何度も繰り返している人は少なくありません。

先に結論をお伝えします。ダイエットが続かないのは、あなたの意志が弱いからではありません。続かないのは、多くの場合「やり方の順番」と「続ける仕組み」がないことが原因です。

この記事では、かつて自己流のダイエットとリバウンドを繰り返し、そこから9か月で22kgの減量に成功した僕の経験をもとに、次のことをお伝えします。

  • 30代男性のダイエットが続かない本当の理由
  • ダイエットが続く人がやっている5つの習慣
  • 今日からできる最初の一歩

ダイエットが続かないのは「意志が弱いから」ではない

ダイエットが続かないと、多くの人は「自分は根性がない」「意志が弱い」と自分を責めます。でも、30代の男性は、仕事の責任が増え、付き合いの食事も多く、自分のために使える時間がどんどん減っていく時期です。

そんな中で、やる気だけを頼りに生活を大きく変えようとすれば、続かないのは当然です。やる気は、仕事で疲れた日や予定が崩れた日には、簡単になくなってしまうからです。

大切なのは、やる気がある日もない日も、自然と行動が続く「仕組み」を作ることです。

30代男性のダイエットが続かない3つの理由

1. いきなり極端なことを始めてしまう

「今日から夜は炭水化物を抜く」「毎日1時間走る」のように、生活を一気に変えようとするパターンです。最初の数日は体重が落ちて手ごたえがありますが、空腹やストレスが積み重なり、どこかで反動が来ます。極端な制限は、リバウンドの原因にもなります。

2. 情報に振り回されて、何が正解か分からなくなる

SNSやYouTubeには、ダイエットの情報があふれています。「朝食は抜くべき」「朝食は食べるべき」のように、正反対の情報も少なくありません。あれこれ試しては「これも合わなかった」とやめてしまい、結局どれも身につかないまま終わってしまいます。

3. 体重の数字だけで成果を判断している

体重は、水分や食事の量によって1日で1〜2kg変わることもあります。頑張っているのに体重が減らない日が続くと「やっても意味がない」と感じてしまいがちです。しかし実際には、体脂肪が減って見た目が引き締まり始めていることもあります。体重だけを見ていると、その変化を見落としてしまいます。

僕も「続かない側」の人間でした

偉そうに書いていますが、僕自身も何度も失敗してきた側です。極端な食事制限や、無理なトレーニングなど、自己流のダイエットを繰り返していました。短期間で体重が落ちては、また元に戻る。そのたびにうまくいかない自分を責め、少しずつ自信をなくしていきました。

変わるきっかけになったのは、感覚や根性に頼るのをやめて、解剖学・栄養学・トレーニング理論を学び直したことです。仕組みを理解して進め方を変えた結果、9か月で22kgの減量に成功し、フィジーク大会にも挑戦できるようになりました。

この経験から言えるのは、続かなかったのは才能や根性の問題ではなく、やり方の問題だったということです。

ダイエットが続く人がやっている5つの習慣

1. ゴールを「体重」と「見た目」の両方で決めている

「◯kgになる」だけでなく、「お腹まわりがすっきりして、好きなシャツを着こなせる」のように、見た目のゴールも決めておきましょう。体重が停滞していても、見た目の変化に気づければモチベーションを保ちやすくなります。月に1回、同じ場所・同じ服装で写真を撮っておくのがおすすめです。

2. 「これならできる」小さな行動から始めている

続く人は、最初から完璧を目指しません。「夕食のご飯を大盛りから普通盛りにする」「エレベーターではなく階段を使う」など、今の生活のままでもできることから始めます。小さな行動でも、続けられたという経験が自信になり、次の行動につながります。

3. 食事と体の変化を記録している

何を食べて、体がどう変わったかを記録すると、自分に合うやり方と合わないやり方が見えてきます。最初は細かいカロリー計算をしなくても大丈夫です。食べたものの写真を撮るだけでも、食べすぎている時間帯やパターンに気づけます。

4. 停滞期が来ることを最初から想定している

ダイエットを続けていると、体重が減らない「停滞期」が必ずといっていいほど訪れます。続く人は、停滞期が来ることを知っているので、そこで慌ててやめたり、極端な制限に走ったりしません。「停滞期は順調に進んでいるサイン」と考えて、淡々と続けることが大切です。

5. 一人で抱え込まず、相談できる相手がいる

一人で続けていると、迷ったときや成果が出ないときに、相談できる相手がいません。家族や友人に宣言する、同じ目標を持つ仲間を作る、専門家に伴走してもらうなど、一人で抱え込まない環境を作っている人ほど、ダイエットは続きやすくなります。

続けるための順番は「Be → Do → Have」

僕がコーチングで一番大切にしているのは、変わるための「順番」です。

  • Be(在り方・マインド):「どうせ自分は続かない」という思い込みを書き換える
  • Do(行動):マインドが変わると、行動が自然に変わる
  • Have(成果):行動を続けた結果として、体の変化がついてくる

多くの人は、いきなり「Have(痩せた体)」を求めて、「Do(行動)」だけを無理に変えようとします。でも、マインドが変わっていないと、行動は長続きしません。まずは「自分は変われる」と思えるところから始めることが、遠回りに見えて一番の近道です。

今日からできる最初の一歩

この記事を読み終えたら、次の3つのうち1つだけでいいので試してみてください。

  1. 今の自分の体を、正面と横から写真に撮っておく
  2. 今日食べたものを、写真かメモで記録してみる
  3. 「これなら明日もできる」と思える小さな行動を1つ決める

大きな変化は、こうした小さな一歩の積み重ねから始まります。

なお、持病がある方や、治療中・服薬中の方は、食事や運動を大きく変える前に、かかりつけの医師に相談してください。

まとめ

  • ダイエットが続かないのは、意志が弱いからではなく、やり方の順番と仕組みがないから
  • 続かない理由は「極端なやり方」「情報に振り回される」「体重だけで判断する」の3つが多い
  • 続く人は、ゴールを見た目でも決め、小さく始め、記録し、停滞期を想定し、一人で抱え込まない
  • 変わる順番は「Be(マインド)→ Do(行動)→ Have(成果)」

今まで続かなかったとしても、それはあなたがダメだからではありません。やり方を変えれば、体は変えられます。

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この記事を書いた人

ボディデザインコーチ 児玉 晃祐児玉 晃祐
ボディデザインコーチ/NSCA-CPT

自己流のダイエットとリバウンドを繰り返したのち、解剖学・栄養学・トレーニング理論を学び直し、9か月で22kgの減量に成功。フィジーク大会に挑戦し入賞。30〜40代の男性を対象に、食事・トレーニング・習慣化を一体でサポートするオンラインのボディメイクコーチングを行っています。

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